業界の現状と課題
エンジニアのスキルアップには
グローバル環境が不可欠
世界規模で展開する先端的なサービスを生み出すには、ボーダレスな視点での技術応用が不可欠な時代です。一つの例として、iPhoneがあげられます。iPhoneはアメリカ生まれのプロダクトですが、その中身に凝縮された技術やアプリケーションに国境はなく、ボーダレスに開発やバージョンアップに取り組んでいることが成功要因の一つだと言えます。
この事実は、もはやドメスティックな環境で開発に取り組むだけでは、世界のトレンドから遅れをとってしまうかもしれないという危機感を私たちに抱かせます。これは、企業はもちろん、その現場で働くエンジニアのスキルアップにおいても同様です。私たちが開発に挑むグローバルなシステム構築プロジェクトでは、日本を母体としたグローバルチームが形成されることが殆どです。そこでは、解決すべき目標ごとにイスラエル製やアメリカ製などの技術が選択され、課題解決に向けてボーダレスに取り組みます。
エンジニアとしてグローバルな環境で力を発揮する経験を積めると同時に、先端技術のキャッチアップにも適した環境の中で仕事に向き合うことができます。
育成方針
多彩なプロジェクトが進行する中、
志向に合わせたキャリアパスを形成
当社で進行する仕事のほとんどは、クライアントからプロジェクト形式で受託します。クライアントの目的や課題に沿ってプロジェクトチームが結集され、メンバー一人ひとりのスキルや特性に合わせてプロジェクトマネージャーがタスクを振り分けていくスタイルです。
チームで日々の業務を進めていく中で、プロジェクトマネージャーが一人ひとりのエンジニアと相談をしながら個々の課題点や目標を理解し、必要なスキルの習得とキャリア形成をサポートします。培った技術レベルと本人の志向によっては他プロジェクトへのアサインもあり、異なるチームやリーダーシップのスタイルに触れることで、自身の適性や新しいキャリアパスを見つけることもできます。
エンジニアの希望に合うキャリア形成を重視するため、将来的にはプロジェクトマネージャーとしてチームを率いる立場へ進むサポートもします。また、技術研修や語学研修を通して必要なスキルを身に付けられる環境も整えています。英語学習の教材として、当社が開発支援を手掛けた英語トレーニングツール「Gabby」を活用し、グローバルコミュニケーションに特化したエンジニアを育成しています。
会社の未来
日本企業のグローバル化に
欠かせない存在となる
私たちは、日本の産業全体がグローバル化を加速させていく上で、無くてはならない推進力として存在価値を確立していきます。この先の未来は、あらゆる産業において海外との連携によるビジネス展開が不可欠です。それは、ビジネス規模が大きな大手企業であれば尚更です。
しかし、いまだ「Made in Japan」の神話が根強く残る日本において、グローバルで連系してプロジェクトを進行させるノウハウを持っている企業はそれほど多くありません。だからこそ、私たちのようなグローバルコミュニケーションに特化した技能を持つ技術者集団が、必要とされているのだと思います。幸運にも、新たなプロジェクトのご相談が引きも切らず、今後はさらに多数のプロジェクトを同時進行できる体制を構築していきます。
また、一つの動きとしデトロイトに新たな拠点をオープンさせました。この拠点に私たちのエンジニアを常駐させ、日本との時差を利用した夜間対応サービスのスタートという、新たな取り組みも始めています。複数のプロジェクト経験を積める多彩なステージを揃え、一人ひとりのエンジニアの専門性を高め、日本企業のグローバル化を牽引する存在を目指します。