部長

前職もIT業界にいましたので、入社してすぐは、自分の技術や経験が新しい環境でも通用するのか試してみたい気持ちが強かったです。その為、まずは現場の仕事を頑張ると決め、エンジニアとしてチームの仲間やお客様との信頼関係をつくることに注力しました。ただ、転職を考えていた時から、これからは人材育成や組織運営に関わりたいと思っていましたので、ある程度現場の仕事に慣れてからは、チームや会社が成長していくために、自分に何ができるかを常に考えて行動しました。お客様との信頼関係をより深めていくために、何をすべきか。経験の浅いメンバーの成長を後押しするために、どう行動すればいいか。関わる全ての人とのコミュニケーションを大事に、一つひとつ実績を積み重ねてきた結果、お客様から新しい依頼を頂くことも増え、気づけばチームリーダーを任されるようになりました。

現在は、部長職になって数年が経ちます。担当のお客様が増え、管理するメンバーも増えましたが、自分の中で思い描いていることは変わっていません。それは、誰もが同じ目線で発言ができ、自由に発言できる透明性の高い組織をつくることです。自分の下に複数のリーダーを育て、やがて管理職として経営に力を発揮できる人材を育てていくことを目指しています。

社会人としてのキャリアの当初は、アパレル業界や映像制作の仕事を経験していました。しかし、将来的なライフステージの変化も見据えて、転居や環境の変化があったとしても、どこでも通用する技術を身につけたいと考えてIT業界に進みました。未経験から始め、数社の仕事経験の中で幸運にもたくさんのスキルを積み上げることができました。主にインフラ関連の経験を重ね、最終的にはチームのマネジメントも任されました。この先は、後進の育成や組織運営に関わりたいと考え始めた時にグローバルビジョンテクノロジーに出会い、転職を決めました。思い出すのは、転職時の社長との面接です。

面接で、この先のキャリアでは人材育成が自分の役割だと思っていることや、組織マネジメントにもチャレンジしたいと率直にお伝えしたところ、真摯に耳を傾けてくれました。フランクで、いい意味で社長らしくない印象を持ったことを覚えています。こういう人たちとなら、自分がやりたいことができるんじゃないかと感じ、入社を決めました。その直感は間違っていなかったと、今でも思っています。